- 2022/01/18 掲載
午前の日経平均は続伸、ファーストリテが押し上げ アジア株高も支え
日経平均は続伸スタートとなった後も上げ幅を拡大し、一時264円69銭高の2万8598円21銭で高値をつけた。買い一巡後は2万8500円台でのもみあいが継続。きょうは昼ごろに日銀の金融政策決定会合の結果発表、大引け後に黒田総裁会見を控えているため、次第に様子見ムードが強まる展開となった。
市場では「きょうは政策決定会合・総裁会見を控え動きづらい。金融政策に変更はないとの見方が優勢だが、内容を見極めたいとのムードもあるようだ」(国内証券)との見方が聞かれた。
TOPIXは0.52%高の1997.08ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2103億2100万円だった。東証33業種では、鉱業、サービス業、精密機器、電気機器、石油・石炭製品などの24業種が値上がり。ゴム製品、パルプ・紙、倉庫・運輸関連などの9業種が値下がりとなっていた。
個別では、指数寄与度の高いファーストリテイリングが3%超高となったほか、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングス、ファナックなどしっかり。トヨタ自動車は連日の上場来高値となった。
半面、テルモ、ダイキン工業などは値下がりした。
東証1部の騰落数は、値上がりが1224銘柄(56%)、値下がりが832銘柄(38%)、変わらずが126銘柄(5%)だった。
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