- 2022/01/25 掲載
エリクソン、予想上回る第4四半期利益 5G好調で中国事業補う
中国本土で市場シェアが低下したものの、5G(第5世代通信)網を導入する国が増え、通信機器の売り上げが伸びた。
調整後の営業利益は119億スウェーデンクローナ(12億8000万ドル)で、前年同期の110億クローナから増加。リフィニティブがまとめた市場予想の103億クローナを上回った。
売上高は2%増の713億クローナ。市場予想の683億3000万クローナを上回った。中国本土の売上高は18億クローナ減。オーガニック(自律的)売上高は、中国本土を除くベースで5%増。
ライバルのノキアとの競争激化や、スウェーデン政府が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を禁止したことを受けて、中国で通信契約を失ったことが重しとなっていた。
中国の売上高の比率は全体の約3%に減少。スウェーデン政府がファーウェイ製品を禁止する前は10─11%だった。
ネットワーク部門は3%の増収。粗利益率は43.5%から46.4%に上昇した。
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