- 2022/01/26 掲載
経団連と連合トップが懇談、賃上げなど議論 春闘始まる
懇談会の冒頭、経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は先に公表した春闘協議の指針となるリポートで、成長の果実はマルチステークホルダーにバランスの取れた分配を行うよう提言したことを紹介。連合が求める買い叩きの排除など取引価格の適正化に関しては「大企業が率先して適正化を進め、全体の取り組みを強化することが必要不可欠だ」と述べた。
連合の芳野友子会長は「コロナ禍でも他の主要国は賃金が増加しており、日本は後れを取っている」と応じ、賃上げが経済の押し上げにつながると主張した。
両者トップの会談が終了したことで、大手企業の労使交渉が近く始まる。
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