- 2022/01/26 掲載
「ビームス」流、農作業着=店頭で野菜販売、若者呼び込む
衣料品や雑貨のセレクトショップを運営するビームス(東京)が、農業と若者世代の橋渡しに乗り出した。農林水産省とコラボして普段着にも使える農作業着を発売したほか、東京・新宿の店舗で農家による新鮮野菜の期間限定販売も始める。ビームスと農水省が26日、発表した。
作業着は、農家との二足のわらじを履くファッションディレクターが開発。ポケット位置を工夫したパンツなど、実体験に基づいた作業しやすいデザインに仕上げた。
新宿の店舗では、屋上で野菜の栽培に悪戦苦闘したスタッフの日記も展示。来店客が農業に関心を持つきっかけづくりにしたい考えだ。
武部新農水副大臣は26日のオンライン記者発表会で、「食と生産現場への理解を深めてもらい、より多くの若者の共感や応援につなげていきたい」とアピールした。
【時事通信社】 〔写真説明〕新発売の農作業着と新鮮野菜を並べた「ビームスジャパン」新宿店の店頭=26日、東京都新宿区(同社提供)
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