• 2022/02/02 掲載

デンソー、車の減産響き通期下方修正 トヨタ生産900万台前後を前提

ロイター

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[東京 2日 ロイター] - デンソーは2日、2022年3月期通期(国際会計基準)の連結業績予想を下方修正した。営業利益予想は前期比約2.5倍の4000億円で、従来から400億円引き下げた。最大顧客のトヨタ自動車が新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足により車両を減産したことや想定以上の物流費高騰などが響いた。

売上高に相当する売上収益は11%増の5兆4800億円(従来は5兆5400億円)、純利益は2.4倍の3010億円(同3360億円)に下方修正した。

松井靖・最高財務責任者(CFO)は同日の21年4─12月期決算会見で、トヨタの第3・四半期(昨年10─12月期)の減産規模が「かなり大きかった」と振り返った。ただ、先行き不透明感は強いものの、採算改善などで第4・四半期(1─3月期)の業績は従来予想を維持した。

松井CFOは、デンソーの通期業績予想の前提として、トヨタの今期の世界生産台数を「900万台を超えるくらいか超えないかくらい」に置いていると述べ、「第4・四半期で挽回してもらえると思う」と語った。

半導体不足については「長引けば来年度いっぱいくらい続く」とみている。ただ、半導体メーカー各社が能力増強に動いており、「今年の末までには需給(逼迫)は和らぐのではないか」との見通しを示した。

トヨタは1月18日、半導体を十分に調達できないとして、今期の世界生産は従来計画の900万台を下回る見込みと発表した。具体的な数字での台数は公表していない。

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