- 2022/02/07 掲載
佐渡汽船、みちのりHD傘下へ=上場廃止、事業再生
佐渡島と本州の間で船便を運航する佐渡汽船は7日、バス会社などの再生を手掛けるみちのりホールディングス(HD、東京)の傘下で事業再生を目指すと発表した。5月6日付でジャスダック上場を廃止する。みちのりHDのノウハウを生かし、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた経営を立て直す。
みちのりHDは佐渡汽船の株式の約67%を15億円で取得。佐渡汽船の尾崎弘明社長は退任する。さらに、第四北越銀行を割当先とする増資で15億円を調達し、同行からの借入金の返済に充てる。
佐渡汽船はコロナ禍に伴う旅客減少で業績低迷に拍車が掛かり、2021年9月末時点で約23億円の債務超過に陥っている。
【時事通信社】
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