- 2022/02/09 掲載
ウェザーニューズ、企業向けに気候変動リスク分析を支援する気候データセットを販売
昨今の災害の激甚化による事業継続の危機や各国のCO2排出量削減の動きなどから、気候変動リスクへの対策は世界的な潮流となっており、企業には気候変動の影響を想定した経営戦略の策定が求められています。そこで、当社は気候変動のリスク分析に有効な過去30年の1kmメッシュの気候データの提供を開始しました。第一弾として、1988年以降の1時間ごとの「解析雨量データ」を1kmメッシュの高解像度で提供します。
企業は、過去の解析雨量のデータを統計分析やAIに取り込むことで、工場・店舗・オフィスなど各拠点における大雨リスクを評価・分析することができます。例えば、企業の拠点における過去30年の最大積算雨量などを把握したり、実際の大雨の被害状況と当時の雨量を照らし合わせることで、施設や設備の維持管理の判断基準となる雨量やBCPの見直しなど、気候変動に対する適応策をとることができます。
今後は、2100年までの雨風や気温などの将来予測の気候データを国内やグローバルで提供していく予定です。
また、気候変動リスク分析サービス「Climate Impact」では、当社が拠点に特化した気候変動シナリオ分析とリスク評価を行い、その評価結果を提供することもできます。企業の経営戦略に気候変動リスクを取り込むことで、事業の安定的な成長や継続にご活用ください。
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