- 2022/02/10 掲載
チューリッヒ保険、通期決算が予想上回る 業績予想達成へ
純利益(株主帰属分)は36%増の52億ドル。
連結営業利益と純利益は2007年以来の高水準。商業保険が好調だったほか、新型コロナウイルス関連の請求が減った。
生命保険部門の営業利益は27%増の18億ドル。
マリオ・グレコ最高経営責任者(CEO)は「近年で最高の業績を達成した」とし「22年の目標を達成もしく上回ると確信している」と述べた。
同社は2019年11月に3カ年目標を発表。税引き後事業営業利益ベースの株主資本利益率の目標を12%超から14%超に引き上げた。
同社がまとめた市場予想によると、21年の事業営業利益は55億ドル、純利益(株主帰属分)は43億ドルと予想されていた。
スイス・ソルベンシー・テスト(SST)比率は212%。予想は210%だった。
1株配当は前年比10%増の22スイスフランを提案した。
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