• 2022/02/10 掲載

仏ソジェン、第4四半期利益は約4倍増 収益性向上へ

ロイター

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[パリ 10日 ロイター] - 仏銀行大手ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)が10日発表した第4・四半期決算は、純利益が前年同期比約4倍の17億9000万ユーロ(20億5000万ドル)となった。新型コロナウイルス流行に関連した費用が減少したほか、リテールバンキングと株式トレーディングが回復した。

ソジェンは今後数年間で収益性が向上すると予想。銀行の収益性を測る主要指標の基調費用収益比率は、今年が66─68%、それ以降年々低下するとの見通しを示した。同比率は2021年が67%、20年は74.6%だった。

フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は発表文で「グループは自信を持って2022年に入っている」とした。

貸倒引当金の水準を反映する「コスト・オブ・リスク」は第4・四半期に87.5%減少。今年は30ベーシスポイント(bp)を下回る見込み。21年は13bp、20年は64bpだった。

第4・四半期の収入は13.4%増加。国内のリテールバンキングが11%の増収となったほか、株式トレーディングで23%近くの増収となった。

ファイナンシング・アドバイザリー事業は第4・四半期の収入が過去最高の8億1400万ユーロとなり「過去最高の年間業績」を達成したという。

ソジェンはここ数年、収益と財務の健全性を高めるために事業の合理化を進めており、特に中・東欧の事業の売却や、コーポレート・インベストメントバンキングに再び注力するなどしている。

また、国内の2つのリテールバンキングネットワークの統合に伴い、23─25年に3700人の人員削減も計画している。

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