- 2022/02/12 掲載
英中銀、初の50bp利上げ観測高まる 米物価上昇受け
金融市場では現在、英中銀が5月の会合までに合計75bpの利上げを実施する確率が98%であることが織り込まれている。。
金利先高感が高まる中、11日の取引で英2年債利回りが約5bp上昇の1.414%と、2011年以来の高水準を付けた。
英中銀は今月3日の会合で、金融政策委員9人のうち5人の賛成多数で政策金利を0.50%に25bp引き上げることを決定したが、インフレ高進が懸念されるなか、4人が50bpの利上げを主張していた。
米連邦準備理事会(FRB)もインフレ対応に積極的な利上げに動く可能性があるとの見方が出ている。
米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。これを受け、FRBが3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpではなく、50bpの利上げに動く可能性があるとの観測が高まっている。
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