- 2022/02/14 掲載
東エレクは上方修正発表も地合い悪化でマイナス圏
東京エレクトロンは10日、2022年3月期連結営業利益見通しを従来予想の前期比71.8%増の5510億円から同77.7%増の5700億円へ上方修正した。IBESがまとめたアナリスト24人による予想平均値5525億円を上回った。半導体メーカーの設備投資意欲が引き続き旺盛で業績の伸びにつながった。
市場では、決算内容はいいものの、米長期金利の上昇やウクライナ情勢への警戒感が半導体関連株の足かせになっているとの声が聞かれる。「半導体メーカーの多くはネオンやパラジウムなどの材料をロシアやウクライナに依存しており、供給懸念が強まっている」(国内証券)という。
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