- 2022/02/16 掲載
米上院委、FRB首脳人事の承認採決延期 共和党が欠席
延期された採決にはパウエル議長再任の人事も含まれる。
ブラウン委員長は「共和党は責務をこなす代わりに、米国民を見捨てた」と批判した。採決の日程については、可能な限り早期に設定すると述べた。
上院銀行委の共和党トップ、トゥーミー議員は、ラスキン氏が役員を務めていたフィンテック企業が金融会社と認定されるよう、カンザスシティー地区連邦銀行に口利きしたとされる問題を指摘し、採決を欠席するよう共和党議員に呼び掛けていた。
ホワイトハウスのサキ報道官は、米経済が直面している問題を踏まえると、上院共和党の行動は「極めて無責任」と批判。「一部の上院共和党員はFRB議長を含むFRB首脳人事への採決を阻止することで、米経済と政治的な駆け引きをしている」と述べた。
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