- 2022/02/16 掲載
巨大IT規制巡るEU加盟国との協議、4月妥結も
DMAは、オンラインゲートキーパー(門番)に指定したプラットフォーマーに関して不正とみなす商慣行を明示し、違反した場合は世界全体の売上高の最大10%の罰金を科す内容。
米IT大手のアップルやアルファベット傘下グーグル、フェイスブックの親会社メタ、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトを念頭に策定された。成立には欧州議会と加盟国の承認が必要。
シュワブ議員はロイターのインタビューで、EU加盟国とは既に2回会合を開き、3月1日に3回目が予定されていると明かし、重要法案としては過去最短で合意がまとまると楽観視していると述べた。
同氏によると、欧州委の役割について意見の隔たりがあるという。欧州議会は欧州委が唯一の執行主体となり、拒否権も持つべきだと主張しているが、加盟国は各国当局の発言権拡大を求め、欧州委は拒否権を持つべきではないとの立場だという。
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