- 2022/02/16 掲載
海外勢、12月は米国債を2カ月連続買い越し
内訳では、民間海外投資家が533億2300万ドルを買い越し、海外公的機関は96億8000万ドルを売り越した。
海外勢は、過去12カ月のうち6カ月で買い越しとなっている。12月は利上げ期待で米国債利回りが上昇したにもかかわらず、買い越した。
海外投資家の米国債保有は7兆7390億ドルで、前月の7兆7330億ドルから増え、過去最高を更新した。英国やアイルランド、ベルギーなど、投資家に代わり証券を管理する国々の保有が増えた。
日本の保有は減少し、1兆3040億ドルとなったが、保有額で首位を維持した。
第2位の中国も保有が減少し、1兆0680億ドルだった。
他の資産クラスでは、米社債は40億1500万ドルの売り越しで、5カ月ぶりに流出超過に転じた。
米国株は304億5000万ドルの買い越しと、2021年3月以降で最大の純流入だった。
全体の対米証券投資は524億ドルの売り越し。前月は2168億ドルの買い越し(改定値)だった。
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