- 2022/02/17 掲載
象印株主総会、中国株主の提案否決=会社案承認
象印マホービンの定時株主総会が17日、大阪市内で開催され、筆頭株主の中国家電大手「ギャランツ」による社外取締役の選任案は否決された。ギャランツが反対していた買収防衛策の延長など、会社側の提案は5議案すべてが承認された。
ギャランツは関連投資ファンドを含め、象印株の16%超を保有。業績の伸びや海外事業の拡大が不十分だと指摘し、元山形県知事の斎藤弘氏ら2人を社外取締役に選任するよう提案した。象印が1月に急きょ導入した買収防衛策については、「株主利益を損なう」と反発していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕象印マホービンの株主総会に向かう人たち=17日午前、大阪市
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