- 2022/02/18 掲載
米、アリババなどの通販サイトを「悪名高い市場」リストに追加
このリストは、大規模な商標偽造や著作権侵害への関与、もしくは手助けが報告されている42のオンライン市場と35の物理的な市場を掲載。
USTRは声明で「アリエクスプレスと微信(ウィーチャット)の電子商取引エコシステム」を初めて掲載したと明らかにし、両市場は「大規模な商標偽造を助長しているとされる、中国拠点の2つの主要なオンライン市場だ」と指摘した。
このほか中国のオンライン市場である百度雲、敦煌網(DHゲート)、拼多多(ピンドゥオドゥオ)、淘宝網(タオバオ)に加え、「偽造品の製造、流通、販売で知られる」中国国内9つの物理的市場は引き続きリストに掲載されるとした。
アリババは、自社プラットフォーム上での知的財産保護を巡る懸念に対処するため、引き続き政府機関と協力すると述べた。
USTRは16日に公表した中国の世界貿易機関(WTO)ルール順守状況に関する年次報告で、中国の「政府主導の非市場的政策・慣行」に対処するには新たな戦略を実施し、米国内の関連規制などを改正する必要があると指摘した。
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