• 2022/02/25 掲載

中国アリババ、増収率10%で上場後最低 10─12月期、競争激化で

ロイター

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[24日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ<9988.HK、BABA.N>が24日に発表した2021年10─12月期決算で売上高は前年同期比約10%増の2426億元(383億7000万ドル)となり、2014年の上場後の四半期増収率として最も低かった。四半期の増収率が20%を下回ったのは初めてで、中核事業の伸び悩みと競争激化が響いた。

中国景気が減速し、消費者が支出を控えたのも打撃となった。

リフィニティブのデータによると、アナリストらの売上高予想の平均は2463億7000万元だった。

出店業者がアリババのウェブサイト上の広告や宣伝にどれだけお金を使ったかを追跡する重要指標である顧客管理収入(CMR)は前年同期より1%減った。

アリババの総売上高の41%を占めるこの部門の収入が減少したのは、同社の上場以来初めて。

昨年11月の中国のインターネット通販イベント「独身の日」では販売総額(GMV)が8.5%増と、過去最低の伸びにとどまった。

アリババの株価は、ニューヨーク市場での取引開始前に約3%下落した。ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始後の世界的な株価の下落を受け、決算発表前には約5%下落していた。

アリババは、バイトダンス(北京字節跳動科技)が所有する「抖音(Douyin)」や「快手(Kuaishou)」といったライブ配信型販売で活況を呈している競合企業にも押されている。

アリババは21年第3・四半期に新たな成長分野を強調するため、公表する事業セグメント別業績の一部を再編成した。

国際商取引は164億5000万元に達し、18%伸びた。食品宅配アプリなどの地元消費者向けサービスは121億4000万元となり、27%増えた。

アント・グループの7―9月期利益は約176億元だった。アリババは、アントからの利益を1四半期遅れで計上している。

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