• 2022/03/01 掲載

コンテナ船事業各社、ロシアと結ぶ輸送を相次ぎ停止

ロイター

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[ロンドン/コペンハーゲン 28日 ロイター] - 欧米各国がウクライナに侵攻したロシアに対して経済制裁を打ち出したことを受けて、コンテナ船事業各社が、ロシアと結ぶ輸送を停止する措置を相次いで打ち出している。

日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運大手3社が共同出資するコンテナ船事業会社、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は28日、顧客に対して、「ロシアのサンクトペテルブルク発着の船積み予約を、追って通知があるまで即時停止し、事業運営の実行可能性を検証する」と通告した。ロシアの港であるノボローシスク、オデッサにあるウクライナのコンテナ港の予約も停止する。

ドイツのハパック・ロイドは24日、ロシア向けの予約を一時停止し、ウクライナ向けの出港を停止したと発表した。広報担当者は28日、「先週の事態を受け、導入された制裁措置を確実に順守するため」と理由を説明した。

コンテナ輸送能力が世界最大のMSCは28日、「国際的な制裁措置に完全に従った上で」、ロシア発着の船舶および内陸サービスを維持していると明らかにした。ロシア関連貨物の予約は徹底した審査が行われ、ロシアへの輸入はすべて料金を前払いする必要があるという。

「ロシア関連の貨物輸送は、欧州やその他の国際的な港における検査や管理の増加によって影響を受ける」との見通しを示した。

マースクは28日、急速に進むロシアに対する制裁と制限を注意深く監視し、こうした措置に従うための準備を進めているとした。こうした準備作業は、ロシア発着の海上および内陸輸送における予約受け付けの一時停止の可能性を含んでいる。

同社は食料品や医薬品など重要な商品を含むようなコンテナや低温物流などの維持に注力しているという。

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