- 2022/03/01 掲載
産業界と連携、サイバーセキュリティー確保に万全尽くす=官房長官
松野官房長官は、サイバー攻撃について、攻撃を直接受けた企業だけでなく、取引先を含めてサプライチェーン(供給網)に広く影響を及ぼす可能性があると語った。
発表済みのロシアへ制裁が閣議了解されたことを明らかにし、実施に向けた手続きを行うと語った。ベラルーシに対する制裁は、ルカシェンコ大統領をはじめとする個人・団体に「今回の侵略に対するベラルーシの明確な関与に対する措置や輸出管理措置等を講じていく」とした。
松野官房長官は、ロシアへの金融制裁の実効性を高めるため、ロシア中銀との取引を制限する措置を1日から実施しているところだと述べた。欧米諸国と足並みを揃えて実行したことで「ロシア中銀が制裁の効果を損なうような形で外貨準備を展開することを阻止することにつながる」との見方を示した。
ロシア中銀の公表資料によると、ロシアの外貨準備高のうち円建ての資産は21年6月末時点で3兆8000億円程度とした。
(杉山健太郎)
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