- 2022/03/03 掲載
仏サービスPMI、2月55.5に上昇 速報値からは下方修正
新型コロナウイルスの感染第5波が収束し、受注が上向いたが、インフレ圧力が高かった。
製造業とサービスを合わせた総合PMIは55.5で、前月の52.7から上昇したが、速報値の57.4からは下方修正された。
IHSマークイットのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「第1・四半期半ばまでは、経済活動に多くの心強い兆しが見られた。サービスの需要は昨夏以来のペースで増加し、市場の基調的なトレンドが支えになっているとの報告があった。新型コロナの封鎖措置緩和が支援要因となり、特に海外新規受注の増加ペースは統計開始以来最高となった」と述べた。
「ただ、成長の下振れリスクが依然として目につく。インフレリスクは明らかに上向きで、エネルギー価格が高騰し、賃金上昇が事業コストを圧迫しているとの報告があった」としている。
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