- 2022/03/07 掲載
原油先物、過去最大の上げ幅=一時1万円超上昇―東京市場
東京商品取引所では7日、中東産(ドバイ)原油先物相場が急騰した。取引の中心となる8月決済物は、1キロリットル当たりの価格の前週末に比べた上げ幅が一時1万円を超え、過去最大となった。ウクライナ情勢の悪化を受け、ロシア産原油の供給懸念が一段と広がったため。原油高による物価上昇の恐れもさらに強まっている。
8月物は一時、前週末比1万0320円高い7万7030円まで上昇。リーマン・ショック発生前の2008年9月以来およそ13年半ぶりの高値となった。上げ幅は、取引時間中としてこれまで最大だった20年4月23日の6220円を大きく上回った。
【時事通信社】
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