- 2022/03/07 掲載
マレリ、債務返済を停止=私的整理へ全26行同意―債権者会議
自動車部品大手のマレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)は7日、経営再建に向け申請した私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)をめぐり、東京都内で第1回債権者会議を開いた。マレリは債務返済の一時停止やつなぎ融資の実施について、メインバンクのみずほ銀行など取引金融機関全26行から同意を取り付けた。
マレリは負債総額が1兆円を超えており、金融機関に債権放棄などを求めている。2回目の債権者会議では、マレリが具体的な事業再生計画案を提出。債権放棄の規模やリストラ策、スポンサー探しなど再建に向けた協議を進めていく。
【時事通信社】
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