- 2022/03/10 掲載
東芝分割案に反対推奨=3月の臨時株主総会―米助言会社
東芝が24日に開く臨時株主総会に提案する同社分割計画に関する議案をめぐり、米議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)が東芝株主に反対を推奨したことが10日、分かった。ISSは「長年にわたるコーポレートガバナンス(企業統治)の混乱などから、分割計画が株式の非公開化案より優れているかどうかには疑問がある」などと指摘している。
東芝は総会で、会社2分割を中心とする戦略的再編について株主の意見を確認するとの議案を提案している。ISSの反対推奨に対し、東芝は「株主の皆さまに会社提案に賛同いただけるよう引き続き説明を尽くす」とのコメントを出した。
【時事通信社】
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