- 2022/03/24 掲載
ガソリン価格抑制補助金、24日からは18.6円支給=経産省
激変緩和措置制度は1月27日から実施している。原油価格の上昇を受けて上限である5円の支給が続いていたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて原油価格は高騰。4日に制度の拡充を決定し、上限を25円とした。
制度拡充決定後、10日からは17.7円、17日からは早くも上限となる25円を支給していたが、直近の原油価格値下がりなどを踏まえ、支給額も25円から18.6円へと減額になった。
22日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週調査と比べて0.6円安い1リットル当たり174.6円だった。11週間ぶりに値下がりした。政府は、元売りに補助金を支給することで、172円程度へ店頭価格を抑制することを狙っている。
岸田文雄首相は、燃油価格の上昇に対する施策について「トリガー条項の凍結解除を始め、あらゆる政策、何が最も効果的なのか、そして、どのようにそれを実施することがより大きな効果につながるのか、こういった観点からしっかり検討していきたい」としている。
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