- 2022/03/31 掲載
豪企業、英インフラなどに375億ドル投資へ
英国のジョンソン首相とトレビリアン国際貿易相は30日、オーストラリアの経営幹部らと面会し、投資などについて話し合った。
英政府によると、案件には金融サービス大手マッコーリー・グループによる洋上風力発電、高速ブロードバンド、水素ハブなどのインフラ投資(2030年までに120億ポンド規模)支援が含まれている。
このほか、不動産・投資グループのレンドリースなどによる5年間で55億ポンド規模の低炭素住宅提供、IFMインベスターズによる空港など既存資産維持に向けた5年間で30億ポンドの投資計画が含まれる。
また、年金基金オーストラリアンスーパーは今後5年、英国でさらに80億ポンドを投資する見込み。
英豪は12月に自由貿易協定に調印。最終的に2国間貿易を100億ポンド以上押し上げると予測されている。
21年6月までの1年間の両国間の貿易総額(モノとサービス)は145億ポンドで、オーストラリアは英国の21番目の貿易相手となり、英貿易総額の1.2%を占めている。
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