- 2022/04/05 掲載
円安進行に警戒感=日銀総裁
黒田東彦日銀総裁は5日、衆院財務金融委員会に出席し、「通貨及び金融の調節に関する報告書(半期報告)」の概要を説明した。黒田総裁は最近の急速な円安進行について、「今回の変動はやや急だ」と警戒感を示した。
円相場は3月28日の海外市場で、一時1ドル=125円台と6年7カ月ぶりの円安水準を付けた。
原油など資源価格が高騰する中、円安が進行すると一段と輸入物価を押し上げるものの、輸出企業の収益を押し上げるメリットもあり「(経済)全体としてプラスに作用するという基本的な認識に変わりはない」と述べた。
【時事通信社】
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