- 2022/04/05 掲載
金融デジタル化へ貢献=長島信託協会長が就任会見
信託協会の長島巌会長(三菱UFJ信託銀行社長)は5日、東京都内で就任記者会見を開き、金融サービスのデジタル化や、環境や社会課題など「ESG」に関する企業の対応の支援に力を入れる考えを示した。長島氏は「金融分野のデジタル化はコロナ後の社会を見据えた取り組みの一例。信託機能を活用することで技術革新の推進に貢献したい」と強調した。
今国会で資金決済法が改正されれば、法定通貨の価値に連動するステーブルコインの発行が信託会社にも認められる。長島氏は「制度化へ協会として情報発信していきたい」と述べた。ESGでの成果を役員報酬算定に採用した場合、費用(損金)として認めることで企業の税負担を軽減する税制改正などを要望していく方針も示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕就任の記者会見をする信託協会の長島巌会長=5日午後、東京都千代田区
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