• 2022/04/06 掲載

FRB、年後半には「中立的な」政策に回帰=ブレイナード理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は5日、系統的な利上げとバランスシートの急速な縮小により、FRBの金融政策は年後半に「より中立的な位置」に達し、その後必要に応じてさらなる引き締めを行うとの見通しを示した。

ミネアポリス連銀での会議で「インフレが高すぎること、そしてインフレを抑えることが最も重要であることは、われわれ全員が絶対的に同意できることだ」と指摘。FRBは「系統的に」利上げを行い、早ければ来月にも約9兆ドルのバランスシートの縮小に着手し、前回の縮小時よりも「かなり」早いペースで縮小を進めると述べた。

また、バランスシートの縮小は一連の利上げと合わせ「市場に織り込まれ、またFRBの経済見通しに反映された利上げ予想以上に金融政策の引き締めに貢献するだろう」と語った。

インフレに関してはロシアのウクライナ侵攻を背景に上方リスクがあるとしたほか、中国での新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)によって、物価上昇圧力を維持しているサプライチェーン(供給網)のボトルネックが悪化する可能性があるとした。

一方、地政学的な事象が成長にリスクをもたらす可能性があるものの、米経済はかなり勢いがあり、労働市場も堅調だとした。

ブレイナード理事は「今後、全ての会合で見通しとリスクバランスについて得られるデータを考慮し、政策金利の適切な引き締めペースを調整する機会がある」と指摘。インフレやインフレ期待を示す数値によって正当化されれば、「より強い行動を取る用意がある」としたほか、イールドカーブ(利回り曲線)に経済の下方リスクの兆候がないか注視するとした。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます