• 2022/04/06 掲載

午後3時のドルは123円後半で底堅い、一時124円台に上昇 FRB高官発言で

ロイター

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[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(123.60/62円)に比べてドル高/円安の123.95/97円で推移している。前日のブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事のタカ派的な発言を受けて、東京時間でもドル買いが進行。ドルは一時、124円台まで上昇する場面もあった。その後は利益確定のドル売りが優勢になったが、ドル売りは一巡し、123円後半で底堅い動きが続いた。

市場では、「ブレイナード理事の発言からFRBメンバーがタカ派に傾いていることが確認されたことが、ドル買いを支えた」(ソニーフィナンシャルグループのアナリスト、森本淳太郎氏)との声が聞かれた。

ブレイナード理事は5日、FRBは「系統的に」利上げを行い、早ければ来月にも約9兆ドルのバランスシートの縮小に着手し前回の縮小時よりも「かなり」早いペースで縮小を進めると述べた。

ただ、森本氏は「米国の利上げに関しては織り込みもかなり進んでいるので、今後はドル高がどんどん進行する可能性は低いのではないか」と指摘。目先は、ドルよりも円の動きによってドル/円の方向感が決まっていくとの予想を示した。

他の主要国通貨では、豪ドル/円が堅調に推移した。足元、豪ドル/円は93.87円付近で推移。昨日の豪中銀会合が引き続き材料視されているという。

市場では、「オーストラリアは地政学的にロシアやウクライナと離れている上、資源高はオーストラリア経済にとってプラスになる。さらに、豪中銀は(他の中銀に比べて利上げが)出遅れていた分、中期的にみれば豪ドルはまだ上昇余地がありそうだ」(国内証券)との意見が聞かれた。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 123.95/97 1.0882/86 134.89/93

午前9時現在 123.65/67 1.0904/08 134.85/89

NY午後5時 123.60/62 1.0903/07 134.79/83

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