- 2022/04/07 掲載
東京株、大幅続落=米金融引き締めを警戒
7日の東京株式市場は、米国の金融引き締め加速に対する警戒感から幅広い銘柄が売られ、日経平均株価は大幅続落した。前日終値からの下落幅が500円を超える場面もあった。終値は461円73銭安の2万6888円57銭。
米金融引き締めに加え、ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁強化で世界経済が悪化するとの懸念もあり、投資家がいったんリスクの高い株式を売却する動きが強まった。プライム上場銘柄の9割近くが下落する一方、景気の動きに業績が左右されにくい医薬品や食料品などの銘柄が上昇した。
市場関係者は「日本株は3月後半に急上昇したが、足元で米国株が不安定になったことにより利益確定売りが出やすくなっている」(中堅証券)と指摘した。
【時事通信社】
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