- 2022/04/08 掲載
街角景気、3月は前月比10.1ポイント上昇 「持ち直しの動き」に判断上げ
景気判断の表現は「新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直しの動きがみられる」とした。前回の「新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる」から引き上げた。
現状判断DIの上昇は3カ月ぶり。家計動向関連DIが13.1ポイント、企業動向関連DIが2.4ポイント、雇用動向関連DIが7.4ポイントそれぞれ上昇した。
先行き判断DIは前月から5.7ポイント上昇の50.1だった。2カ月連続の上昇。内閣府は先行きについて「感染症の動向への懸念が和らぐ中、持ち直しへの期待がある一方、ウクライナ情勢による影響も含め、コスト上昇等に対する懸念がみられる」とまとめた。
調査期間は3月25日から31日。政府は新型コロナ対策で18都道府県に適用していた「まん延防止等重点措置」を期限の21日をもって全面解除した。一方、2月下旬にロシアがウクライナへの侵攻を開始したことを受け、原油や原材料などの価格が高騰するなど強弱入り混じる環境だった。
*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
https://www5.cao.go.jp/keizai3/watcher_index.html
(杉山健太郎)
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