• 2022/04/08 掲載

午後3時のドルは123円後半、実需の売りに一時押されるも底堅さは維持

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(123.92/95円)とほぼ同水準の123.94/96円で推移している。実需によるドル売りフローに押されたものの、時間外取引の米長期金利の小幅な上昇がドルの下支えとなり、底堅く推移した。

ドルは朝方に一時124.23円まで上昇。その後は利益確定売りや断続的な国内輸出企業によるドル売りなどに押され、123.66円まで下落した。

ブルームバーグは8日、「元日本銀行理事の早川英男氏が日銀は早ければ今夏にも長期金利の変動容認幅の再拡大などイールドカーブコントロール政策の弾力化に動くとの見解を示した」と報じた。これが材料視され、やや円高に振れる場面もあった。

足元のドル円は124円台は定着していないものの、底堅さは維持している。FXcoinの取締役、上田眞理人氏は、この2日間のドル円の下値は123.46円となり、値固めしたとした上で、「再び125円を目指す展開となりやすい」とみる。

足元では国際エネルギー機関(IEA)加盟国による石油備蓄の放出の合意などを背景に原油先物価格は下落しているものの、市場では一時的なものとの見方が強い。

クレディ・アグリコル銀行の外国為替部長、斎藤裕司氏は「日米の金融政策や国際収支の観点からも、中期的にはドル買い/円売り方向の可能性が高い」との見方を示した。

ユーロ/ドルは1.10866/70ドル、ユーロ/円は134.69/73円と軟調。市場では「持ち高調整でユーロの買い戻しが入ったとしても、トレンドとしてはユーロが買われるという印象ではない」(アナリスト)との声が聞かれた。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 123.94/96 1.0866/70 134.69/73

午前9時現在 124.08/10 1.0862/65 134.80/84

NY午後5時 123.92/95 1.0878/80 134.86/90

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます