• 2022/04/14 掲載

米30年物住宅ローン金利、5%突破 18年11月以来の高水準

ロイター

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[13日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が13日発表した今月8日までの週の30年物住宅ローン平均金利が5.13%となり、2018年11月以来の高水準を付けた。前週は4.90%だった。

住宅購入者が、価格がさらに上昇する前に買い急いだことを示した。

米連邦準備理事会(FRB)は、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を今年3月に3年超ぶりに引き上げた。FRB当局者は、インフレ抑制のために少なくとも年内は迅速な利上げを続けることを見込んでいる。

投資家は、FRBがFF金利の誘導目標を現在の0.25%─0.50%から、22年末までに2.50─2.75%へ引き上げると予想。

FRBは早ければ5月にも計8.5兆ドルの米国債と住宅ローン担保証券の保有資産の縮小開始を決めるとみられている。この資産買い入れは、新型コロナウイルスの感染拡大の中で消費者の借入コスト、特に住宅ローンを低く抑えるのに役立っていた。

FRBが金融引き締めを進めるとの見方から国債利回りは急上昇している。住宅ローン金利の指標となる10年債利回りは18年以来の高水準に達した。30年物住宅ローン平均金利は年初から1.8%ポイント上昇し、住宅融資コストの上昇幅としては過去数十年ぶりの大きさ。

借入コストの上昇で、今年に入ってから住宅ローン申請件数は全体的に減少した。しかし、先週は金利がさらに上がる前に住宅が買い急がれ、申請件数が増えた。

MBAによると、一戸建て住宅購入のための住宅ローンの申請指数(季節調整済み)は1.4%上昇して261.8となった。借り換えの住宅ローン申請指数は4.9%低下した。

MBAの最新経済予測も13日に発表され、22年の住宅ローン組成は前年比35.5%減の2兆5800億ドルになるとの見通しを示した。

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