- 2022/04/22 掲載
独PMI、4月速報は製造業が20カ月ぶり低水準 サービスは好調
製造業PMIは3月の56.9から54.1に低下。ロシアのウクライナ侵攻を受けた顧客の先行き不透明感、経済制裁、供給網の問題から新規受注が約2年ぶりに減少した。
サービスPMIは57.9。アナリストの予想(55.5)に反して3月の56.1から上昇した。
製造業とサービス業を合わせた総合PMIは55.1から54.5に低下したが、アナリストの予想(54.1)は上回った。
S&Pグローバルのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は、サービス業の景況感改善は経済成長を一時的にしか支援しないと予想するとともに、製造業の景況感低迷の長期化が悪影響を及ぼす可能性は排除できないと述べた。
さらに、製造、サービス業共にコスト上昇を販売価格に転嫁しているため、少なくとも当面は高インフレが続くとの見方を示した。
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