- 2022/05/10 掲載
仏ルノーの新ブランド「モビライズ」、2027年に利益率2桁目指す
モビライズはルノーの電気自動車(EV)戦略の一環として誕生したブランドで、モビリティーやデータに関する新ソリューションを提案する。ルノーは40年までに欧州でカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること)の達成に向け取り組んでいる。
ルノーは財務改善をモビライズに託す。ルノーの21年決算は3年ぶりに黒字に転換したが、売上高は3年連続で減少した。
モビライズは10日、中期戦略計画を公表。モビライズのクロチルデ・デルボス最高経営責任者(CEO)は「モビライズは車ではなくサービスを売る部門だ。経常的な収益を生み出し、顧客の利用コスト低下につながる」と説明。「最も高い成長と利益率の潜在性を持つモビリティーバリューチェーンを体現している」などと強調した。
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