- 2022/05/18 掲載
米小売売上高、4月は0.9%増 高インフレでも需要低下見られず
エコノミストの事前予想は0.2%増から2.0%増まで幅があった。
3月分は1.4%増と、前回発表の0.7%増から上方改定された。
小売売上高の大部分はモノが占めており、4月にピークを迎えたとみられるインフレ調整をしていない。バーやレストランが唯一のサービス部門として集計されている。
米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)によると、4月のクレジットカードとデビットカードの総支出は、前年同月比13%増えた。BofAはインフレで支出が増えているものの「消費の強さがこれを超えていることは明らかだ」と指摘した。
国内総生産(GDP)の個人消費項目に密接に関連しているとされる指標で、自動車、ガソリン、建築資材、外食を除くコア小売売上高は4月に1.0%増。3月分も1.1%増と、前回発表の0.7%増から上方改定された。
PR
PR
PR