• 2022/05/27 掲載

日本の対外純資産411兆円=円安で2年ぶり最高―21年末

時事通信社

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。


財務省は27日、2021年末の日本の対外資産・負債残高を公表した。政府や企業、個人が海外で保有する資産から、海外投資家らによる対日投資を示す負債を差し引いた対外純資産の残高は、前年末比15.8%増の411兆1841億円と、2年ぶりに過去最高を更新した。円安で外貨建て資産の円換算額が膨らんだことが主因で、増加幅も過去最大。31年連続で「世界最大の純資産国」の地位を維持した。

為替変動が対外純資産を約62兆円押し上げた。21年末の東京市場の円相場は1ドル=115円台と、1年前と比べ約12円の円安だった。足元ではさらに10円以上、円安が進んでおり、純資産評価額は一段と膨らんでいる計算だ。

21年末の対外資産残高は9.2%増の1249兆8789億円と、10年連続で過去最高を更新した。対外資産残高のうち、証券投資は578兆3470億円と過去最高。日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)が堅調に推移し、直接投資も過去最高の228兆7630億円となった。

対外負債残高も6.2%増の838兆6948億円と過去最高を更新した。海外投資家が国内の債券の取得を進めたほか、円安も影響した。

【時事通信社】

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます