- 2022/06/01 掲載
5月独製造業PMI、54.8と速報値からほぼ変わらず 生産増加
受注残や人員増、原材料の入手状況の改善を背景に生産が小幅ながら拡大した。一方、新規受注は一段と減少した。
供給網の目詰まりがなおドイツ製造業の足かせとなっている。新規受注は4月、約2年ぶりに減少に転じ、5月も弱いトレンドが続いた。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミクスアソシエートディレクター、フィル・スミス氏は、需要はウクライナでの戦争に伴う不透明感や中国のロックダウン(都市封鎖)、物価高騰などの逆風にさらされていると指摘。
「製造業の足元の事業環境は需給両面で厳しい。実際、企業心理は引き続き悲観的で、約2年ぶりの低水準となっている」と述べた。
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