- 2022/06/06 掲載
景気後退リスク、米国より欧州が高い=シティCEO
アジアや欧州、中東を最近訪れた同氏は、訪問先では金利、ロシア、景気後退が主要な話題になったと述べた。
欧州について「現時点で競争力すらない一部産業の多くの企業に、エネルギー問題が大きな影響を及ぼしている」とし、「電力、エネルギー価格が原因で、一部は事業を閉鎖している。米国より欧州の方が景気後退に向かっている可能性が確かに高いと感じた」と語った。
米国については、景気後退より金利の方が問題だと指摘。
「(景気後退は)われわれの基本シナリオではないが、容易に回避できるわけでもない」とした。
同氏はこのほか、米株式市場のボラティリティーが今後和らぐと予想。また、中国政府が向こう数カ月間で新たな財政出動に乗り出すとの見方を示した。
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