- 2022/06/06 掲載
暗号資産、一般人保護へ規制改善が必要=ウォラーFRB理事
チューリヒで行われた暗号資産と金融イノベーションに関する会議の講演準備原稿で「暗号資産規制の主な問題は洗練された投資家をいかに保護するかではなく、それ以外の人々をいかに保護するかだ」と述べた。
金融面でのストレスが広がるのを抑制することなどが、特に規制の目的になると語った。
暗号資産は過去5年間で約140億ドル規模のニッチ市場から3兆ドルの業界へと急成長している。
FRBの最近の調査によると、米国の成人の約12%が過去1年間に主に投資目的で暗号資産を利用・保有していたことが分かった。他の調査では利用者はさらに多いことが示されている。
ウォラー理事はFRB当局者の中で、中央銀行デジタル通貨の発行に懐疑的な1人。
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