- 2022/06/17 掲載
米6月フィラデルフィア連銀業況指数、20年5月以来のマイナス圏
新規受注指数はマイナス12.4と、前月のプラス22.1から急落。
業況6カ月予測はマイナス6.8と、前月のプラス2.5から低下し、08年2月以来の低水準を付けた。
一方、支払い価格指数はプラス64.5と、前月のプラス78.9から低下。21年2月以来の水準に低下し、物価上昇が緩和している兆候が示された。
また、設備投資の6カ月予測は11.7と、前月の9.6から上昇した。
連邦準備理事会(FRB)は14─15日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。
FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「米経済がハードランディングするリスクは急速に高まっている」と指摘。「FRBが突然、積極的に金融を引き締めたことでリセッション(景気後退)が引き起こされたと、近い将来に批判される可能性がある」と述べた。
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