- 2022/06/21 掲載
来年の米景気後退確率、30%に引き上げ=ゴールドマン
今後2年間の米国内総生産(GDP)予測もコンセンサス予想を下回る水準に引き下げた。
ゴールドマンのエコノミストは20日遅くのリポートで「米連邦準備理事会(FRB)は積極的に利上げを前倒ししており、最終的な金利水準の予想が上昇している。金融状況は一段と引き締まっており、成長のかなりの重しになるとみられる」と述べた。
2023年に景気後退を回避した場合、25%の確率で24年に景気後退に突入する可能性がある。今後2年間の景気後退確率は48%。従来予想は35%だった。
「エネルギー価格がさらに上昇した場合、たとえ活動が急激に鈍化しても、FRBが高い総合インフレ率と消費者インフレ期待に力強く対応する必要を感じるとの懸念をわれわれは強めている」と述べた。
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