- 2022/06/22 掲載
円下落、136円台後半=24年ぶり安値―NY市場
【ニューヨーク時事】連休明け21日のニューヨーク外国為替市場では、日米金利差が拡大するとの思惑から円売り・ドル買いが加速、円相場は1ドル=136円台後半に下落した。1998年10月以来、約24年ぶりの円安水準となった。午後5時現在は136円64~74銭と、前週末同時刻比1円76銭の円安・ドル高。
世界的なインフレ進行を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が前週に0.75%の大幅利上げに踏み切るなど、主要中央銀行は金融引き締めを急いでいる。対照的に日銀は、現在の大規模金融緩和を維持する方針を明確にしている。岸田文雄首相はこの日、円安に「懸念」を示しつつ、金融緩和を維持すべきだとの考えを強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=136円台後半に下落した円相場を示すモニター=22日午前、東京都中央区
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