• 2022/06/23 掲載

テスラ、テキサスとベルリンの新工場は大赤字=マスク氏

ロイター

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[サンフランシスコ 22日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、米テキサス州とドイツ・ベルリン近郊の新工場が「数十億ドル規模の損失」を生み出していると最近明らかにした。バッテリーの供給不足や中国の港湾施設の機能不全を巡る問題が原因という。

マスク氏は5月31日、同社公認のテスラ車オーナーのクラブのインタビューで「ベルリンと(テキサスの)オースティンの工場は目下、『火の車』の状況にある。本当にお金が大きな音を立てて燃えているようなものだ」と語った。インタビューは3部構成で、22日に最後の部分が公表された。

同氏によると、テキサスの工場の生産台数は「ごくわずか」にとどまっている。その理由として新型の「4680」バッテリーの増産が難航していることと、従来型の「2170」バッテリーの製造装置が「中国の港で動きが取れなくなっている」ことが挙げられた。

同氏は「過去2年にわたってサプライチェーン(供給網)寸断という全くの悪夢が続き、次から次に問題が起きている。われわれはまだそこから抜け出せない」と嘆いている。

また、テスラが抱える圧倒的に大きな心配事は「従業員に給与を払い、破綻を避けられるように、どうやって工場の操業を続けていくか」になっていると指摘した。

同氏は今週、10%程度の人員削減が必要との考えを示唆。それ以前には米国が景気後退(リセッション)に陥る確率は、回避できる確率より大きいとも発言している。

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