- 2022/06/27 掲載
豪インフレ率、年内に7%も 中銀理事会の構成見直しへ=財務相
また新政権が実施する豪準備銀行(中央銀行)の見直しについて、理事会の構成や規模を検証する方針を明らかにした。
豪中銀のロウ総裁は21日、物価上昇圧力は国内外で高まり続けているとして、インフレ率は年末までに7%に達するとの見通しを示した。
チャルマース氏は26日のテレビインタビューで「インフレ問題は和らぐ前に一段と厳しくなるだろう」と述べた。7月下旬に最新の予測を示すとした上で「中銀は7%前後という見方を示しており、私にはそれが大きく的外れな数字には思えない」と語った。
中銀理事会の見直しについては「地理的な面やジェンダーなどの観点から十分に幅広い構成になっているか検討するほか、正しい声が代表されるようにする」と述べた。
今後の理事会の空席に労働組合出身者を検討すべきかとの問いには、経済のあらゆる部分を代表するということは「労働者が代表されるようにする」ことも含まれると答えた。
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