- 2022/06/29 掲載
キヤノンITS、教育機関向け統合ID管理ソリューション「in Campus ID」を提供開始
昨今、社会、経済、生活のオンラインサービスへの依存度が増す一方で,セキュリティ被害やプライバシー侵害が深刻化しつつあります。これにより個人や組織の情報を管理するID管理の重要性が今まで以上に高まっています。デジタル化が進む各教育機関も例外ではなく、システムごとに乱立するID/パスワードの統合的な管理が求められています。
キヤノンITSはこのようなニーズに応えるべく、教育現場に特化した統合ID管理ソリューション「in Campus ID」を提供開始し、自社の教育機関向けソリューション「in Campus シリーズ」のラインアップを拡充します。
「in Campus ID」は、学内のIDおよびパスワード情報を各システムにプロビジョニング(※1)するサービスです。ID管理という概念にとらわれず、学内ネットワーク環境への接続端末の管理機能も備え、教育現場における多様な運用シーンに対応したIDライフサイクル管理へ柔軟に対応します。また、教育現場に必要な搭載機能に特化することでコストパフォーマンスも高めています。
標準機能として、「ID/パスワードの一元管理」「Microsoft 365やGoogle Workspace アカウント連携」「学生配布用パスワード帳票の発行」などを搭載するとともに、標準カスタマイズサービスとして「IDライフサイクル設定」「画面カスタマイズ」「アカウント一覧表示のカスタマイズ」なども対応できます。教育現場で求められることが多い「ネットワーク接続用の端末登録」や「多要素認証」などの機能については、製品ロードマップに合わせてオプションとして順次機能拡充していきます。
キヤノンITSは、これまで培ってきた教育現場での知見と経験を生かすことで日本の教育をITで支えていきます。また、教育の質向上に貢献し学びの未来を共創するトータルソリューションパートナーをめざします。
※1 プロビジョニング:システムにアカウントやパスワード、アクセス権限、個人フォルダの割り当てなどの各種設定を行うこと。
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