- 2022/06/29 掲載
消費者態度指数32.1に3カ月ぶり低下、全項目が下げ=6月調査
[東京 29日 ロイター] - 内閣府が29日発表した消費動向調査によると、6月の消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は前月から2.0ポイント低下して32.1となり、3カ月ぶりに前月を下回った。5月の調査結果は34.1だった。指数を構成する4項目すべてが前月から低下した。
構成4項目のうち「暮らし向き」は前月から2.6ポイント低下して29.8となった。「収入の増え方」は1.4ポイント低下の35.8だった。「雇用環境」は前月から1.6ポイント低下の37.4、「耐久消費財の買い時判断」は2.6ポイント低下の25.3となった。
内閣府によると、6月指数は2021年1月以来の低水準だったが、消費者心理の基調判断については「下げ止まりの動きがみられる」に据え置いた。
1年後の物価に関する見通し(2人以上の世帯)では、94.2%が「上昇する」と回答した。物価が5%以上、上昇するとの予想は60.9%に上った。
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