- 2022/07/15 掲載
米SEC、ツイッター買収巡るマスク氏の投稿に疑問提起
マスク氏は5月17日のツイートで、ツイッター社が偽アカウントの扱いについて追加情報を提供するまでは「買収取引は進められない」と表明。SECは6月2日に同氏に書簡を送り、買収契約を停止あるいは破棄する意向をSECへの提出書類にも反映させるべきかを問いただした。書簡は14日に公表された。
マスク氏は2018年以降、テスラに関するツイートを巡りSECと対立を繰り広げてきたが、今回の書簡でツイッター買収に関する投稿にもSECが監視の目を光らせていたことが分かった。
SECは書簡で、5月のツイートについて投稿の翌日にマスク氏の弁護士に質問したが、2週間以上過ぎても回答がなかったと説明。
マスク氏の弁護士チームは6月7日付の書簡で、マスク氏が当該のツイートを行った時点で買収計画に変更はなかったため、内容を修正する必要はなかったと主張した。
マスク氏は今月8日、複数の合意条項に重大な違反があったとして、ツイッター買収を撤回すると発表。ツイッターは12日にマスク氏を提訴した。
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