- 2022/07/15 掲載
英バークレイズが中国資産運用市場参入へ、合弁相手探し中=消息筋
実現すれば、中国の4兆3000億ドル規模の資産運用市場に参入する欧米金融機関がまた1つ増える。バークレイズは6年前ごろにアジア戦略を見直し、現物株事業から撤退するとともに、シンガポールと香港の富裕層向け資産運用部門を売却していた。
3人目の消息筋によると、バークレイズは上海で採用した資産運用のプロに中国でのBIMの事業立ち上げを任せた。この人物のリンクトイン情報に基づくと、ノーザン・トラスト・アセット・マネジメントのシンガポール拠点でセールスディレクターだった経歴がある。
バークレイズ広報担当者は「当行は中国で国境をまたぐ法人・投資銀行の基盤を強化し、段階的なやり方で成長を続けている」と述べた。
中国は2019年、外国金融機関が資産運用分野の合弁事業で過半数の持ち分を取得することを承認。資産運用で欧州最大のアムンディや、米ゴールドマン・サックス、ブラックロックが既に参入している。
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