- 2022/07/15 掲載
鈴木財務相、円安「投機的」=米財務長官は為替介入に慎重姿勢
【バリ時事】鈴木俊一財務相は15日、最近の急速な円安進行について、「投機的な動きも見られ、憂慮している」と述べた。その上で、各国と緊密に意思疎通を図りつつ、「必要な場合、適切な対応を取りたい」と強調した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日討議終了後、記者団に語った。
一方、イエレン米財務長官は15日、G20の関連セミナーに出席。「不当な競争上の優位の確保や、必要な対外収支の調整を遅らせるために為替介入を用いないことが引き続き重要だ」と述べ、一般論として為替介入に慎重な見方を示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日討議終了後、記者団の取材に応じる鈴木俊一財務相=15日、インドネシア・バリ島
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